植栽で家は潤う

マウンテヴューの家の造園工事が終わりました。
名前の通り山に囲まれた家なので植栽は控えめにしましたが
緑があると家の佇まいが変わり、潤いを感じます。

玄関までのアプローチは横からアクセスするようにあえて正面に坪庭を配置。
メインツリーはアズキナシ、低木にシロヤマブキとヒメズイナ、下草にヤブコジとミズヒキ。
お隣さんの車出し入れに支障がないよう、手前にはタマリュウを敷き込みました。
庭へのアプローチ側には木製階段下にユキヤナギ。いずれブロック上から枝垂れるでしょう。
庭はあえて真ん中にメインツリーのヤマボウシ、階段とウッドデッキ横に常緑のナンテン。

造園屋さんに植えていただいた樹木は里山に自生している植物でまとめ
これから住まい手がご自分たちで作る余白も残しました。

最近はコンクリートで覆われてしまった住宅街も見かけますが
小さくても緑のある住まいはグッと素敵に見えます。


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# by studio-tsumugi | 2017-06-25 15:02 | お仕事中 | Comments(0)

調布国際音楽祭

打合せの帰りに途中下車し、調布国際音楽祭の会場へ寄ってみる。
土日の予定がはっきりしなかったので前売りは買わずにいた。
残席わずかの当日券をゲット!
コンビニでパンと野菜ジュースを買い、急いでお腹を満たし会場に駆け込む。

聴いたのはフェスティバル・オーケストラの演奏。
昨年発足し、プロとオーディションで選ばれた学生を含むアマチュアで編制されている。

前半はどことなく硬さが感じられたのですが
後半の途中から雰囲気が変わり始め(と私は感じた)
最終演目「イタリア」はとても素晴らしく会場の熱が上がったように感じるくらい。

好きな「イタリア」を予想以上の演奏で聴けて幸せな気持ちのまま帰宅。
家に着いてから友達も音楽祭に来ていたことを知り、飲み損ねたーと悔いる…
ま、近所の演奏会は気の向くまま立ち寄れるところが利点なので致し方なし。(笑


◆演奏曲目◆
J. S. バッハ:管弦楽組曲 第1番 ハ長調 BWV 1066 (鈴木雅明 指揮)
ベートーヴェン:交響曲 第4番 変ロ長調 op. 60(ポール・グッドウィン 指揮)
メンデルスゾーン:夏の夜の夢 序曲 ホ長調 op. 21(ポール・グッドウィン 指揮)
交響曲 第4番 イ長調「イタリア」 op. 90(鈴木雅明 指揮)


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# by studio-tsumugi | 2017-06-19 17:51 | my favorite | Comments(0)

「耕す庭の家」お引渡しが無事にできました。
見学会と雑誌取材も同時に行ったので、手を離れる淋しさを感じる間がない一日でした。

雑誌のライターさんや見学の方々に家造りに込めた思いをお話しして下さった建て主さん。
どんな場所でどう生活するか、見せかけではない本物を感じ取れる生き方に
年下の若いご夫婦ながら尊敬しています。

「耕す庭の家」は25坪の小さな家です。
シンプルにスッキリ暮らせるように目的に合わせた収納を多く作りました。
リビングはソファーもダイニングテーブルも置かず、棟梁に作ってもらったちゃぶ台ひとつ。

窓は風の通りとお隣さんの緑を借景を考え配置しました。
例えば玄関に小窓を付けドアを開けなくても換気ができます。
階段窓を開けるとお隣の立派な木が青々と見えます。

和室は建て主さんの拘り。
楮を刈る作業から始め、自分たちで和紙を漉き貼った障子。
漉く和紙の大きさに合わせて障子桟をデザイン修正しました。
石垣貼り、と言う貼り方がこの家にとても合っています。

建て主さんも職人さんの技術を見て触れて会話して
建築中からたくさんの思い出と良好な関係が築けたことが何より嬉しい。
秋野菜に向け畑計画も着々と進めている様なので、耕す庭の家のこれからが益々楽しみです。


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# by studio-tsumugi | 2017-06-16 11:10 | 東京の木 | Comments(0)

能はむずかしい…

毎年この時期に能観劇のお誘いをうけます。
山作業に重なることもあり行けない年もあるのですが、今年は足を運べました。

国立能楽堂の雰囲気はとても好きです。
伝統的な能舞台の造りに興味があるのはもちろんのこと
広縁と中庭がありホール独特の息苦しさを感じません。

今回は内弟子修行を終えて独立を許された方の記念能でもありました。
仕舞・能・舞囃子・狂言・能といつもより演目が多く、山作業の翌日に約4時間の観劇。
予想通り、最後の独立記念能はすっかり寝てしまいました。。。

日常と異なる世界を体験でき、数少ないちゃんとした格好をする機会。
来年もお誘いいただけたら嬉しいのですが、また寝ちゃうかも(笑


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# by studio-tsumugi | 2017-06-13 08:06 | my favorite | Comments(0)

下刈りシーズン到来!

今年も下刈りシーズンがやってまいりました。

10日(土)は気温が30度!
まだ体が暑さに慣れていない時期。
フットサルで体力があるとはいえ、炎天下は流石にキツイ…
一気に体中から汗が噴き出てきます。
少しでも楽に刈れるよう鎌を念入りに研ぎ、斜面に足を踏ん張り黙々と刈り続けます。

設計事務所なのに林業の真似事みたいなことをして、と呆れられることもあります。
確かにそうかもしれません。
でもね、植林して3年目まではか弱く見える苗木が、4年目になると急に木らしくなる姿。
雪起しをしたお蔭で、また真っ直ぐに育っている姿。
材料としてだけではなく、生き物としての木を知ることが出来たことで
木の家を設計する気持ちもや向き合い方が大きく変わりました。
木造住宅を設計しながら、木を知らない設計屋がいかに多いかも知りました。

日本の木造住宅は省エネ法でまた歩む道が決められつつあります。
良いことは取り入れるべきですが、見失ってはいけない本質もあること
山に行くと感じます。

イベント程度ではあるけれど、山作業に係わってから15年。
気付けばベテラン。白髪も増えるまけだ。。。(^-^;


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# by studio-tsumugi | 2017-06-12 13:49 | 東京の木 | Comments(0)