2010年 04月 14日
* 空の家 * 補修と補強
改修工事中の * 空の家 *
解体してから分かる問題点にひとつひとつ対応しています。
築25年、その間に何度か増改築されていますが
図面はほとんど残されていません。
浴室の土台は予想通りの状態。
基礎の立ちあがりもなく
防水らしい防水もされていませんでした。
特に洗い場と出入り口の常に水が掛るところがボロボロ。
土台を入れ替えてヒバ油を塗り補修します。
他の解体場所の土台も確認。
大きな問題はないようですが、床下全体も防蟻処理を行いました。
2階の間取りを変える部分。
唯一残っていた伏せ図の継ぎ手位置が現状と違う…
階下の梁組みの負担を減らしながら
小屋組みも受けるプランニングにしたつもりが
どうも塩梅が悪い。
大工さんたちと腕組みしながら見上げて考えます。
受け梁が入れられるとのことで、補強することが出来ました。
全体を骨組みだけにしてリノベーションする場合と違い
現場が動き出してからも手をつけない部分と相談する感覚。
手を入れながら暮らして来た愛着のある住まいだからこそ
ちゃんとバージョンアップしてお引き渡ししたいのです。(^-^)
by studio-tsumugi
| 2010-04-14 17:00
| *空の家・リモデル* (国分寺)