雨対策

久しぶりに雨が降りました。
もう少しザーザー降りになってほしかった、なんて身勝手なことをボソリ。
と言うのも、計画中の敷地の雨天時状況を確認したかったから。
ほぼ平坦な土地なら後から検討もできるのですが
高低差があると雨が悩みの種を生むこともしばしば、だからです。

実際にこんなことがありました、写真は以前設計したお家。
北側は宅地造成工事で造られた高さ2mの擁壁がそびえ立ち
地盤はほぼ浸透しない土質。
擁壁の継ぎ目から雨水が染み出てくるわ
30㎝高くなっているお隣さんの宅地から逃げ場を失った雨水まで流れ込むわ
大雨の後は敷地がビオトープ状態に(汗

お隣を建築したハウスメーカーは太陽光発電を乗せることは勧めても
雨水対策まではアドヴァイスしなかったのでしょうね。
入居後いろいろ対策を試みたようですが、雨の時は毎回大変そうで…

今更お隣さんに「こっちに水が流れないようになんとかしてください」
と言っても無駄な軋轢を生むだけですし、擁壁からの水対策もしなければいけません。
何もしなければ雨の後、何日も水溜りが残りジメジメとして建物を傷め
夏は蚊が湧く原因にもなります。
本気でビオトープにするような場所でもないですし…

そこで建て主さんには
南の庭以外はコンクリートにして擁壁下にはU字溝を敷設し
お隣さんの雨水もU字溝から排水管を通し排水する提案をしました。
費用が掛かるお話しですが、想定できる問題は早い段階で策を練るに限ります。
お蔭で雨が降っても水溜りが出来ることはありません。本当に提案して良かった。

次の雨予報は土曜日。
計画したプランは敷地環境に対して無理がない建物か?
想像して来ます。


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by studio-tsumugi | 2017-05-10 19:17 | お仕事中 | Comments(0)