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下小屋に寄り道

  打ち合わせが終わり、下小屋見ます? の監督さんの誘いにホイホイ付いていく紡
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現場の墨出しを終えて戻って来た大工さんたちと、だるまストーブを囲んで雑談。
「いつも手刻み? この近くでも現場やってるの?」
「来月くらいからボチボチ始まるところがあります。」
「そーゆー現場見たいな~ 他も見ると勉強になるからな~ 」
「是非来てください!」
「でも大工が行くんじゃイヤがるか(笑 」
「そんなことないですよ、 いつも工務店さんとか大工さんも来ますよ♪」
「へ~ じゃあ 組む前も見たいなー」

なんて話しをストーブを囲みながらしています。(^-^)







私が設計する家は大黒柱を建てることが多い。
そうすると製材所がそれに合わせて丸太を挽いてくれる。
下小屋が狭い工務店さんや大工さんは、製材所の下小屋を借りて刻んだりもする。
そうすれば、大きくて長い大黒を製材所から現場に直接搬入出来るので、
運搬の手間が少し減ります。

これは製材所と工務店が普通に?付き合えている場合、と改めて知らされた。
通常は市場で製品として買うので、
私が書く6寸や7寸の大黒柱になる材はなかなか置いていない、または高いらしい。。。

私がたまたまこの仕事のやり方(流れ)が多いだけで、
これが一番良いのだ!などとはとても言えません。
でも、材木の一番面白くて難しい世界を見れているんじゃないのかな?とも。

もちろん私は設計屋、何が自分の仕事かも分かっています。

でもやっぱり、木の魅力に魅せられてしまったのよね~(笑

繊細さや気品が感じられる家が好き。
その中に木材の強くて上品な様が合わさった空間をデザインしたいと思っている。

だから木材の 本当の顔 を少しでも見ておきたいと思ってしまうのかも知れない。
まだまだ上っ面だけを滑っている感じではありますが。。。(^-^; ガンバレワタシ! オー!
by studio-tsumugi | 2007-04-18 18:39 | 寄り道