2022年 05月 19日
東京の木でマンションリノベーション
都心マンションのリノベーションが始まりました。
2SLDKの微妙にどの部屋も狭い間取りを1SLDKにして、ファミリー世帯からおとなの暮らしへ改造します。
無垢の仕上げ材には東京の木・多摩産材を使います。
「東京の木で家をつくる会」の取り組みに感銘し、少しでも東京の山に貢献できれば、とご依頼いただきました。
床に無垢材対応の遮音下地を施し、桧のフローリングを張ります。
快適なおうち時間は素材の力も大きいと、足裏から実感していただけると思います。
山と町を繋ぐ家づくり。お気軽にご相談ください。
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by studio-tsumugi
| 2022-05-19 12:42
| 東京の木
2021年 11月 02日
MOCTIONセミナーの登壇を終えて。。。
MOCTIONセミナーに東京の木で家をつくる会から代表して
会のこれまでの活動と東京の木・多摩産材を使った事例のお話をして来ました。
一緒に登壇されたTOKYOWOODさんの取り組みも伺えて、大変勉強になりました。
また、たくさんの方にご視聴いただき配信後には
見ました! わかりやすかった! と次々メッセージも頂戴し
感謝と同時に伝わってよかったとほっとしました。
関係者の皆様にもつくる会に発表の機会を与えてくださり、感謝申し上げます。
セミナーの中でも話しましたが、
東京の山は、家をつくる人、使う人、だけに利用価値があるのではなく
都市部の空気と水も綺麗にしてくれています。
健全な山を保つ意味と、生産できる資源である木と、環境コストを考えた家づくりを
これからも発信し、川上から川下を結ぶ活動をして行きたいと思います。
セミナーはYouTubeでまだご視聴いただけます。
お時間ある時に、何回でも(再生回数アップ↑)
ぜひご覧ください(^-^)
裏話。。。
あまりに緊張し過ぎて、全身が筋肉痛になってしまいました、汗
私は人前より山があっています、笑
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by studio-tsumugi
| 2021-11-02 17:57
| 東京の木
2021年 10月 24日
MOCTIONセミナーに登壇します
『 MOCTION(モクション)』の連続セミナーに、東京の木で家をつくる会 から代表して登壇することになりました。
東京の山のこと、つくる会のこれまでの活動や家づくりについてお話しします。
是非、ご覧ください。
10月28日(木)18:00~ 約1時間
当日の会場参加は事前予約を、YouTube配信はどなたでも自由参加できます。
詳細、お問合せはMOCTION公式ホームページへ。
東京の木で家をつくる会HP
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by studio-tsumugi
| 2021-10-24 13:28
| 東京の木
2021年 09月 08日
コーヒーテーブルに漆が塗られるまで、その1
うちのコーヒーテーブルに漆を塗ってもらいたい。
青梅の漆芸家、磯矢さんにこの夏、ようやくお願いすることができました。
数年前に東京の木で家を造る会の繋がりで、漆塗りを見学させていただきました。
その時から考えていたのですが、白木の状態も好きでしばらくはそのまま楽しみ
いよいよ満を持してテーブルを持ち込んだのでした!
このテーブルは製材した時のキズやうろがある状態。
大工が表面を平らにはしてくれましたが、製材した時のキズやうろまで取ってしまうと
このテーブルの味がなくなると思い、それは残してもらっていました。
通常なら整った材でお願いするべきなのだと思いますが、快くお引受けくださり
味を残しながらも、下地処理作業を行い、やっと1回目の塗りになります。
日本で漆を塗るのに一番適しているのが夏だそうで
暑さと(暑すぎてもよろしくない)湿度で漆が良い状態で乾くのだとか。
1回目の塗りは正に適した時期の6月10日。
以前見学した時のお話しをしっかり覚えていて実践したのです(^-^V エヘン!
目止めから日本漆を使う、拭き漆で依頼。
国産材、地産地消、そしてこのテーブルも材料は全て東京産。
日本漆、一択でしょう!
白木がぐんぐん漆を吸い込み色付いて行き、そして間を置かずに拭取る。
最短でも2週間、乾燥期間を取った方が良いとのことで今回はここまで。
自分のための漆塗り作業は最高~に贅沢な時間。
2回目塗りのレポートはまた後日へ続く。。。
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by studio-tsumugi
| 2021-09-08 19:22
| 東京の木
2021年 08月 24日
板張り外壁の経年変化
外壁を板張りにできる地域や敷地条件は東京では難しいですが
こちらの家はそれが実現できました。
杉板を南京下見板張りにして、浸透性自然塗料のクリアーを塗った仕上げです。
竣工から4年。
好い感じで木の色がグレーに変わりつつあります。
色付きの塗装にすれば経年変化はそれほど目立ちませんが
何れにしても軒の出が大切なことは、この写真からもわかります。
雨が掛かるベランダと塀に比べて、軒下はまだまだ赤い色をしています。
外壁の仕上げが板以外でも同じこと。
軒の出があれば外壁の汚れや雨仕舞も良くなりますし
夏の日差しが室内に直接入ることも抑えられます。
昔は木で作られていた物が、技術が進み工業製品を使うことが当たり前になりました。
それでも条件が揃えば、こんな風に経年変化(経年劣化)を楽しむ素材選びもまだまだ可能。
木の持つ力を上手に取り入れる。
今の時代こそ大切に感じます。
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by studio-tsumugi
| 2021-08-24 19:01
| 東京の木