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うちのコーヒーテーブルに漆を塗ってもらいたい。
青梅の漆芸家、磯矢さんにこの夏、ようやくお願いすることができました。

数年前に東京の木で家を造る会の繋がりで、漆塗りを見学させていただきました。
その時から考えていたのですが、白木の状態も好きでしばらくはそのまま楽しみ
いよいよ満を持してテーブルを持ち込んだのでした!


このテーブルは製材した時のキズやうろがある状態。
大工が表面を平らにはしてくれましたが、製材した時のキズやうろまで取ってしまうと
このテーブルの味がなくなると思い、それは残してもらっていました。

通常なら整った材でお願いするべきなのだと思いますが、快くお引受けくださり
味を残しながらも、下地処理作業を行い、やっと1回目の塗りになります。

日本で漆を塗るのに一番適しているのが夏だそうで
暑さと(暑すぎてもよろしくない)湿度で漆が良い状態で乾くのだとか。
1回目の塗りは正に適した時期の6月10日。
以前見学した時のお話しをしっかり覚えていて実践したのです(^-^V エヘン!

目止めから日本漆を使う、拭き漆で依頼。
国産材、地産地消、そしてこのテーブルも材料は全て東京産。
日本漆、一択でしょう!

白木がぐんぐん漆を吸い込み色付いて行き、そして間を置かずに拭取る。
最短でも2週間、乾燥期間を取った方が良いとのことで今回はここまで。


自分のための漆塗り作業は最高~に贅沢な時間。
2回目塗りのレポートはまた後日へ続く。。。



コーヒーテーブルに漆が塗られるまで、その1_c0022913_18010453.jpg


コーヒーテーブルに漆が塗られるまで、その1_c0022913_18011373.jpg


コーヒーテーブルに漆が塗られるまで、その1_c0022913_18064346.jpg


コーヒーテーブルに漆が塗られるまで、その1_c0022913_18065739.jpg




# by studio-tsumugi | 2021-09-08 19:22 | 東京の木

板張り外壁の経年変化

外壁を板張りにできる地域や敷地条件は東京では難しいですが
こちらの家はそれが実現できました。
杉板を南京下見板張りにして、浸透性自然塗料のクリアーを塗った仕上げです。

竣工から4年。
好い感じで木の色がグレーに変わりつつあります。
色付きの塗装にすれば経年変化はそれほど目立ちませんが
何れにしても軒の出が大切なことは、この写真からもわかります。
雨が掛かるベランダと塀に比べて、軒下はまだまだ赤い色をしています。

外壁の仕上げが板以外でも同じこと。
軒の出があれば外壁の汚れや雨仕舞も良くなりますし
夏の日差しが室内に直接入ることも抑えられます。
  
昔は木で作られていた物が、技術が進み工業製品を使うことが当たり前になりました。
それでも条件が揃えば、こんな風に経年変化(経年劣化)を楽しむ素材選びもまだまだ可能。
木の持つ力を上手に取り入れる。
今の時代こそ大切に感じます。


板張り外壁の経年変化_c0022913_18285148.jpg

# by studio-tsumugi | 2021-08-24 19:01 | 東京の木

恒例になりつつある建て主さん宅での味噌作りも今回で4回目。


あれは。。。
新築計画の打合せの帰り際、お土産に頂いた味噌の美味しさに
家が完成したら私も一緒に作りたい!とお願いしたのが始まりでした。


昨年は大勢で賑やかでしたが、コロナもあり今回は建て主さんご家族と私だけ。
大量の大豆をフードプロセッサを使わず全部すり鉢ですり潰すので
少人数で時間が掛かると覚悟していましたが、そんな心配は無用でした。
春から小学1年生になるお姉ちゃんが超戦力!
途中で飽きることもなくせっせと、でも楽しそうに最後まで作業をしてくれました。

そして一番大事な「美味しくな~れ」のおまじないも、姉妹でカンペキ♡
これで一年後、確実に美味しい味噌になります(^-^)


酒粕でフタをした味噌は一年間触らなくても
杉板張りのパントリーでカビが生えることなくじっくり熟成されます。
建て主さんもマンション暮らしの時よりも
無垢の木の家に越してから味が変わったと話してくれます。
  
今年の年賀状には在宅時間が長くなり、自然素材の家の心地良さを
再認識されたクライアントからの便りが多くありました。
味噌も人間も、気持ち良いと感じるのは同じということでしょうか?




今年も手作り味噌を仕込みました_c0022913_17230186.jpg

# by studio-tsumugi | 2021-01-13 18:06 |

2021年の春を迎えて

新しい年になりました。
  
みなさまはお元気でお正月を過ごされましたでしょうか。
  
我が家はクライアントから頂戴したお正月飾りで部屋がそれらしくなり
届いた年賀状に返事を書きながら、ゆっくりと過ごすことができました。
  
これまで設計した家の建て主さんたちからは 
  
この状況で長らく在宅が続いていますが
居たいと思える空間で良かったと感じた。
   
電車通勤に疲弊しても無垢の木の自宅に戻ると
心身ともにほぐされます。
  
などなど
例年以上に自然素材・無垢の木の家の快適さを再認識されている
嬉しいコメントをいただきました。
    
今年はどんな家を設計させてもらえるかしら?
まだまだ安心できる状況ではありませんが
だからこそ身を置く空間の大切さをしっかりと伝えながら
ひとつひとつ丁寧に取り組んで行きたいと思います。

本年も宜しくお願いいたします。




2021年の春を迎えて_c0022913_12272133.jpg

# by studio-tsumugi | 2021-01-06 12:55 | お仕事中

動物パンでほっこり

週末に一週間分の朝食用パンを焼くルーティンは相変わらず続いています。
  
それどころか、食べたい、のご希望に週に2回仕込むこともあったりで
設計とパン作り、どっちが本業?と聞かれるほど
周りからは天秤がつり合って来ているように見えるらしい、笑
  
私のは息抜き。この程度で本業なんて言ったらプロに失礼。
それは設計の世界でも同じですぞ、みなさま。
  
  
ライ麦粉とショートニングをそろそろ使い切りたいと思い
300グラム(強力粉60%、ライ麦粉20%)の粉で丸パン10個分に分割。
ちょっと遊んで3個に耳と鼻を付けてみる。

ライ麦のコアラとウサギ  
可愛すぎる。。。♡
 
年末の仕事納めを前に、これまでの延滞ムードから一転
忘れかけていた慌ただしさに急に放り込まれたようです。
遊びで作った動物パンに癒してもらうことになるとは。。。
  
さて来週は何パンにしようか?
と考えるのもリラックスできる楽しい時間。




動物パンでほっこり_c0022913_09001836.jpg

# by studio-tsumugi | 2020-12-23 09:48 |