2009年 06月 16日
* 茂原の家 * 式台
この材も 山で伐採に立会い 、
そして 製材の時に構造材を取る端(バタ)から木取った もの。
現場で実物を見ながら面皮(メンカワ)の向きや幅を棟梁と決めて行きます。
そのものを活かすためには、やっぱり足を運ぶことが大切。
式台と言うと形式張った印象ですが、
じーちゃん・ばーちゃんも子供も出入りし易い高さにすることと、
玄関と土足でアプローチ出来るクロークを繋ぐ橋の役目もあります。
他にも 「これも、あれも、一緒に立ち会った木から取ったものですよ~」 と話しながら
現場を一緒に見学した建て主さんから一言
「本当に余すところなく遣ってくれるんですね♪」
70年以上の歳月を掛け、手塩に掛けて育てられた木。
ちゃんと遣わなければバチが当たりますからね。(^-^)
*茂原の家* 紡組
設計監理 : スタジオ紡
施工 : ㈲タケワキ住宅建設
製材 : ㈲浜中材木店
by studio-tsumugi
| 2009-06-16 19:47
| *茂原の家* (千葉)