暮らす場所を整えること

現場で3時のお茶を頂きながら大工と「紺屋の白袴」の話になった。
自分のこととなるとエンジンの掛かりが遅いので
私の場合ちょっと意味が違うのだけれど…

引っ越して10年。(たぶんそのくらい)
寝室の壁は漆喰を塗る予定が未だボードのままだし
浴室もリフォーム出来ずじまい。
予算がないと言えばそれまでですが現況に目が慣れてしまい
見たくない物(ところ)は見ないスルー機能が作動してしまっている。

こういう時にカメラで部屋を撮影し画像で見ると
スルーしていたところがクッキリ映し出される。

気付けば物も増えている。
部屋の新陳代謝が落ち贅肉がついている。

服、本、雑貨、仕事の資料や材料。
いつ着た?読んだ?使った?
家具もジワジワ増えてないかい?
思い出の物だって最低限手元にあれば、心に残っているだけでいい。
忘れたら忘れたで不幸ではない。
いっそその方が幸せかも。

それでも住まい(部屋)は小奇麗に整えたい。
私にとって暮らす場所はやっぱり何より大切だし居心地良くあってほしい。
どんな古家でも暮らし方で価値観や人となりが染み出てくると思う。
またちょっとずつ手を加え、そして削ぎ落として行こう。

写真は若い夫婦の家。
実は大工が自邸を自ら造っているところ。
私は設計とアドヴァイスをしています。
自分の家となるとお客さんの家よりも気を遣わなくなっちゃって、と。
いえいえ、自邸を建築できるだけ偉いです。尊敬します。
手を抜いたら仲間の大工に直ぐ指摘されちゃいますよ、笑
頑張って!


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by studio-tsumugi | 2018-07-03 20:19 | 寄り道 | Comments(0)