2008年 06月 30日
* 柏崎の家 * 建物と庭の佇まい
でも行く先々の景色や空気に疲れも忘れてリフレッシュ♪
いろいろな知識を持った人達から伺える話しは、本当に勉強になります。
なかなか楽しい毎日でしたよ。(^-^)
* 柏崎の家 * も回って来ました。
屋根工事がほぼ完了。
瓦はもちろん地元新潟の安田瓦。
高温で焼き上げているので強く割れ難いのが特徴です。
水分を多く含んだ重たい雪が降る新潟県、
やっぱり地場産は気候風土から生まれたことがよく分かります。
いろんな角度から家が見渡せるので、どちらから
眺めても気が抜けません。
いつもより軒を高くしていることもあり、屋根型と
下屋の取り方にはいつも以上に気を使いました。
お蔭で瓦が乗りどっしりとしながらも、控えめにし
た破風でスッキリとた印象にまとまりそうです。
そして見渡せると言うことは、庭とのバランスがま
た重要になって来ます。
この家は庭が大きく分けて3ヵ所になります。
アプローチの南東庭、メインの東庭、
そして座敷の南庭。
さっそく造園屋も様子を見に来たりしています。
門・石・庭木の配置をどうするか?
やれ犬走りは? 駐車場は?
私を待ち構えていた父の果て無い作庭構想に付き
合うことも、設計監理の一部になってます。(笑
佇まいを確認したら次ぎは室内に入り、窓に切り取
られた庭や空、景色を眺める。
庭があっても無くても、どんな敷地でも、
外部との繋がりをきちんと考えた設計が長く暮す
住宅にはとても大切なことだと考えています。
今回あっちへこっちへと動き回り、行った先々で改めて感じたことでもありました。
家は街並みも造ることであり、地域の品位にも大きく係わります。
私達はとても重要な仕事をしていることを、忘れてはいけないのです。
by studio-tsumugi
| 2008-06-30 12:42
| *柏崎の家* (新潟)