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恒例になりつつある建て主さん宅での味噌作りも今回で4回目。


あれは。。。
新築計画の打合せの帰り際、お土産に頂いた味噌の美味しさに
家が完成したら私も一緒に作りたい!とお願いしたのが始まりでした。


昨年は大勢で賑やかでしたが、コロナもあり今回は建て主さんご家族と私だけ。
大量の大豆をフードプロセッサを使わず全部すり鉢ですり潰すので
少人数で時間が掛かると覚悟していましたが、そんな心配は無用でした。
春から小学1年生になるお姉ちゃんが超戦力!
途中で飽きることもなくせっせと、でも楽しそうに最後まで作業をしてくれました。

そして一番大事な「美味しくな~れ」のおまじないも、姉妹でカンペキ♡
これで一年後、確実に美味しい味噌になります(^-^)


酒粕でフタをした味噌は一年間触らなくても
杉板張りのパントリーでカビが生えることなくじっくり熟成されます。
建て主さんもマンション暮らしの時よりも
無垢の木の家に越してから味が変わったと話してくれます。
  
今年の年賀状には在宅時間が長くなり、自然素材の家の心地良さを
再認識されたクライアントからの便りが多くありました。
味噌も人間も、気持ち良いと感じるのは同じということでしょうか?




今年も手作り味噌を仕込みました_c0022913_17230186.jpg

# by studio-tsumugi | 2021-01-13 18:06 |

2021年の春を迎えて

新しい年になりました。
  
みなさまはお元気でお正月を過ごされましたでしょうか。
  
我が家はクライアントから頂戴したお正月飾りで部屋がそれらしくなり
届いた年賀状に返事を書きながら、ゆっくりと過ごすことができました。
  
これまで設計した家の建て主さんたちからは 
  
この状況で長らく在宅が続いていますが
居たいと思える空間で良かったと感じた。
   
電車通勤に疲弊しても無垢の木の自宅に戻ると
心身ともにほぐされます。
  
などなど
例年以上に自然素材・無垢の木の家の快適さを再認識されている
嬉しいコメントをいただきました。
    
今年はどんな家を設計させてもらえるかしら?
まだまだ安心できる状況ではありませんが
だからこそ身を置く空間の大切さをしっかりと伝えながら
ひとつひとつ丁寧に取り組んで行きたいと思います。

本年も宜しくお願いいたします。




2021年の春を迎えて_c0022913_12272133.jpg

# by studio-tsumugi | 2021-01-06 12:55 | お仕事中

動物パンでほっこり

週末に一週間分の朝食用パンを焼くルーティンは相変わらず続いています。
  
それどころか、食べたい、のご希望に週に2回仕込むこともあったりで
設計とパン作り、どっちが本業?と聞かれるほど
周りからは天秤がつり合って来ているように見えるらしい、笑
  
私のは息抜き。この程度で本業なんて言ったらプロに失礼。
それは設計の世界でも同じですぞ、みなさま。
  
  
ライ麦粉とショートニングをそろそろ使い切りたいと思い
300グラム(強力粉60%、ライ麦粉20%)の粉で丸パン10個分に分割。
ちょっと遊んで3個に耳と鼻を付けてみる。

ライ麦のコアラとウサギ  
可愛すぎる。。。♡
 
年末の仕事納めを前に、これまでの延滞ムードから一転
忘れかけていた慌ただしさに急に放り込まれたようです。
遊びで作った動物パンに癒してもらうことになるとは。。。
  
さて来週は何パンにしようか?
と考えるのもリラックスできる楽しい時間。




動物パンでほっこり_c0022913_09001836.jpg

# by studio-tsumugi | 2020-12-23 09:48 |

小さな光の水族館

ベランダのメダカの水鉢に射した光が、室内の壁に映り込みキラキラ揺らいでいる。

ふと思いつき、棚に置いていた折り紙のサメを、透明な箱に乗せてみた。
泳いでいるように見える、笑
    
このサメは甥っ子が子どもの頃に作ってくれた作品。
もう10年近く飾っているけれど、やっと光の海を泳げたね。

冬の太陽高度が低くなった晴れた日に
午後の1時間だけオープンする小さな水族館。
優雅に泳ぐサメを見上げながらの遅めのランチ。 プチ贅沢。
  
  
   
住宅を設計する時は、出来るだけ南側の軒の出を取るように提案しています。
都心では敷地が狭く殆ど軒の出のない家もありますが
雨が多く、まして木造建築にとって、メンテナンスを考えても大切と感じています。

南の軒と言ったのは、日差しと上手に付き合うことも意味しています。
昨今は省エネ住宅が支流になり、断熱性能が上がり
窓ガラスも日射遮蔽率の高いものを使うことが普通になりました。
  
しかし、窓先にしっかりと軒があれば、夏は窓ガラス自体に直射日光が当たることを防ぎ
またスダレなど窓から放したところに下げることで
スダレと窓の間の気温が落ち着き、室内への温度上昇も和らげる効果があります。
そして冬は、太陽高度が下がり、軒が出ていても室内に光を届けてくれます。
  
うちは団地の2階ですが、上階のベランダが丁度良い高さと出で、庇替わりになっています。
メダカの水鉢に反射した光が室内奥の壁に映るのも、そのせいです。
  
キラキラ揺れる小さな光の水族館を見上げながら
狭い敷地でも、軒の出の考え方はやはり拘りたいと再確認した冬の午後でした。(大袈裟、笑)
 
 


小さな光の水族館_c0022913_15035928.jpg

# by studio-tsumugi | 2020-12-19 13:10 | my favorite

打合せ後のティータイム

打合せ終わりのティータイムも、そろそろ最後が見えて来ました。

この日は奥様が作られたりんごのバターコンポートを頂きました。
バニラアイスと一緒に口の中に入れれば、自然と目尻が下がります(^ー^)
   
   
いよいよ次回は工事契約。そして年明けから工事着工。
ここまで長かった。。。
今年は仕事の予定があっちもこっちも崩れ
組み立て直してはまた崩れの連続でした。
そんな状況でもいつも笑顔と、美味しいお茶をご馳走様でした。
     
掲げた旗は小さくとも、目指す方向は同じ。
次のステップへ一緒にまいりましょう ♪
  
  
  
打合せ後のティータイム_c0022913_09424999.jpg

# by studio-tsumugi | 2020-12-17 10:11 | 東京の木